いつか、そして、必ず

6月。清々しい緑。1年の中で大好きな季節。そして、微かに揺れる季節。

今年もこれで半分。毎年のように想う。

 

先月から、GALLERY ESSE (ミニ ギャラリー)にて個展を開催していただいている。会期も残すところあと10日。多くの作家さんがいる中、本当にありがたいことだと想う。

そして、ギャラリーにお運びくださった方々にも、感謝の2文字ではとても表せない気持ちが込み上げる。

貴重な時間をいただくこと。考えながら、心がギュッとなる。

 

自由に使える僅かな時間。

もちろん人にもよるけれど。

若い時は、まだある、まだある、いっぱいある。と思っていた。そして、あらゆることに対し、いつか!と思っていた。

 

今は、その「いつか」を意図的に遠ざける。

「いつか」が喉元まで出てきた時、あえてゆっくり呑み込む。声に出すと、「いつか」はもう永遠に来ない気がする。

そして、「いつか」では、あまりにも頼りない。

だから、かわりに「必ず」と言う。少し無理をしてでも、今は「必ず」と言う。

そうすることで、エネルギーが強く働く気がする。

 

できることを、できるうちに。

個展が終わったら、必ず!